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  • » 2024.06
泣くということ
 
 30歳を過ぎたあたりから、かなり涙腺が緩くなってしましました。

それだけいろいろの経験をしたのだと思いますが、泣き上戸になったのはちょっと厄介です。。。 


 さて、今日は 




 ○ ステップ   重松清 


 今まで読んだ本で一番号泣したのは リリーフランキーの「東京タワー」ですが、 一番泣かされることが多い作家さんは断トツ 重松清さんです。 

 死と、家族愛を書かせたら日本トップクラスは間違いないでしょう。 


 「ステップ」 は幼くしてお母さんと死別し、お母さんの記憶がない女の子の成長と、父子家庭を懸命に守っていくお父さんの成長のお話です。 

 章ごとに成長していくんですが、ほのぼのとし、子供の悲しさを一緒に悲しいと感じるやさしき周りの人々の気持ちが伝わってきます。 

泣きたい夜はぜひ重松清、重松清をよろしくお願いいたします。

         お勧め度 ★4,5 
 

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【2010/04/03 18:58 】 | 読書感想文 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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