あぁ~さむい今日この頃。 年々読書量が減ってきてますが去年も何とか年の数を超える41冊から2015おすすめベスト10です。 10位 火星にでも住むつもりかい? 伊坂幸太郎 ゴールデンスランバー的なお話でした 平和警察が市民を監視する世の中 誰が正義でだれが密告者になるか!? 9位 村上海賊の娘 (上下) 和田竜 本屋大賞受賞作 瀬戸内の海賊 村上家と 毛利と 織田と本願寺のお話 和田作品は「信長の野望」ではまず使わないような武将を取り上げてくれるから面白い 海戦中の敵将とのちょっとコミカルな会話はなんか三谷幸喜作品のようでした 8位 一瞬の風になれ (1部2部3部) 佐藤多佳子 たしかいつかの本屋大賞かノミネート作品 高校陸上部の高校3年間の青春小説 2巻では思わず三巻の最後の年は悔いの無いように走ってくれと思ってしまうくらいの思い入れ まさに青春でした。 7位 ポンチョに夜風の風をはらませて 早見和真 高校生四人の高校卒業式前日の新宿から倉敷までのちいさな奇跡と出会いのお話 この作家さんは高校男子とかの話書くの上手いっすね 6位 幕が上がる 平田オリザ 映画化したってことで読んでみた本 この作家さん本職は舞台劇団の主宰さんなんですね 高校演劇部のお話 どろどろな女子高生話の本とかよんでたんで、久しぶりのさわやか青春 小説でよかったです 5位 イノセントデイズ 早見和真 幼いころから裏切られて生きてき、死刑囚となる主人公と その裏切りを胸に抱え続け後悔し ながらこれで終われる安堵とで揺れる友人たち 「ダンサーインザダーク」を見た時のことを思い出した 記憶に残る本でした。 4位 楽園のカンヴァス 原田マハ 最初からピカソやルソーの話と知っていたら読んでなかったでしょう 絵画を題材にしたミステリーと恋物語 ルノーの絵が見てみたくなります 3位 四十九日のレシピ 伊吹有喜 なんとなくタイトルであらすじはわかっちゃうけど、なかなか良かった 奥さんの死後残された旦那さんの元に四十九日の日まで身の回りの世話をするバイトを引き受けた奥さんの教え子。 おれも自分のお葬式は坊主もお経もいらないからみんなでおいしいもの食べてもらいたいと思っ ているので。 ただやるほうはある程度の覚悟もいるな ちょっと涙し、おいしいコロッケパンが食べたくる一冊でした 2位 アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎 5つの短編とそれを全部まとめるような短編の6話 まさに伊坂作風 「火星にでも住むつもりかい?」「キャプテンサンダーボルト」 の後に読んだんで 平和的な話で余計によかったかな。 斉藤和義さんとのコラボでできた小説らしく「ベリーベリーストロング」って曲が出てきたり タイトルのアイネクライネナハトムジークと合わせて聞いてみた。 あまりに有名なクラッシックだったし、まんまアイネクライネでした^^ 1位 ナミヤ雑貨店の奇跡 東野圭吾 久しぶりに読んだ東野作品でしたが、「流星の絆」級のヒットでした!! 廃墟のような元雑貨店に忍び込んだ三人が 時空を超えてやりとりされる悩み相談の手紙を きっかけに色んな人が繋がっていく、不思議な話でした。 PR |
やっとの、読書感想文 後編です。
5位 ランチのアッコちゃん 柚木麻子 これも本屋大賞ノミネート作品で7位になりました。 この本で初めてよんだ作家さんだったんですが、その画も何冊も読みたいと思える作家さん さくさく読みやすい作風です 澤田三智子はある会社に派遣社員として勤務 節約のため社内でお弁当を持参してランチ 部内唯一の女子正社員通称アッコ女史から 彼女にお弁当を作ってくること その代わり女史おすすめのお店で代わりにランチをすること に・・・ その後に「三時のアッコちゃん」も出たのでそれも気になってます 4位 星やどりの声 朝井リョウ 「桐島部活やめるって」の高校生バージョン 「もう一度生まれる」の大学生バージョン で、今作は6人兄妹の家族もの それぞれの章で個々のお話が 最後の章の琴美編をほろ酔いで読んじゃったら号泣・・ さすがに6人はむだに兄弟多くね!?と思ってたけど、ちゃんと意味があった おいしいビーフシチュ食べたくなるお話 3位 チア男子 朝井リョウ こちらも朝井君のお話が上位入賞!! 朝井作品初のノーマルスタイルの小説だった、これで2作目だとは、やっぱりうまいな。 2分30秒にすべてを詰め込んだ男子だけの大学チアリーディング部のお話 ジメジメした熱さではなく、さらっとした熱さのスポーツ小説 そして優しい物語 2位 王妃の帰還 柚木麻子 三作目に読んだ柚木作品が2位に! 今年の個人的新人賞は柚木さんでした。 中学2年生の地味グループ 範子、チヨジ、すーさん、リンダさんとクラスのトップに君臨していた王妃たちの学園生活のお話 クラスのトップから欠落した『王妃』を救うため、地味女子四人が立ち上がる! と、聞こえは、いいが、『王妃 』を迎え入れたことで、グループの調和は乱れ崩壊!? 『王妃 』の『王妃 』っぷりな、ワガママには、ついていけない。 穏やかな日常を取り戻すため、『王妃帰還作戦』を企てる ほんと女子ってたいへん。。。 1位 昨夜のカレー、明日のパン 木皿泉 こちらも本屋大賞ノミネート作品で 2位受賞作 (ちなみに1位は村上海賊の娘 上、下) TVドラマの「すいか」とかの脚本も書いてた夫婦共作の珍しい作家さん 結婚生活2年で死別した旦那の父とそのまま生活を続けている嫁のお話 登場人物それぞれの視点で描かれる短編8作 全部読むとそれまで点だと思われていた人々が線となります とても暖かくほっこりするお話です、そしてちょっと泣いちゃいました さて、あとは確定申告やらなければ。。 |
毎年この時期こんな時にやるのは確定申告の書類つくりか、去年読んだ本のおすすめベスト10
去年読んだ45冊の本から面白かった本、おすすめ本を10冊を書き綴ってまいります。 番外11位には 「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」 村上春樹 村上春樹作品はとっつきにくいイメージがあって、30歳までは敬遠してたんですが、大人になってあの表現力には圧倒されます。 ただ、万人受けとは思えないのでランク圏外に。。 色を持たない多崎つくるくん36歳の過去の悲しい出来事の訳を紐解いていくようなお話 松本市もちょこっと出てきます 「たとえ君が空っぽの容器だとしても、それでいいじゃない。」「もしそうだとしても、君はとても素敵な、心を惹かれる容器だよ」は名言 10位 首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎 帯には 贅沢すぎる連作集! と。 バラバラに掲載された短編なのに、ちょっと手を加えてそれぞれどっかでリンクしてる 伊坂幸太郎らしい一冊でした 9位聖なる怠け者の冒険 森見登美彦 本屋大賞9位作品 お得意の京都でのお話 (森見さんは京都大学卒です) 京都に現れる正義の味方?ぽんぽこ仮面と 祇園祭の山鉾巡行を翌日に控えた土曜日の物語 主人公の小和田くんはなによりもぐうたらするのが 大好きなのにもかかわらず、 なぜか『ぽんぽこ仮面』から後継者になれと迫られる。 ぽんぽこ仮面を追う謎の組織、 ぽんぽこ仮面を捕獲するように依頼された探偵、 小和田くんの先輩・恩田さんとその彼女の桃木さん。 様々な登場人物が京都の町を無尽に交差する。 なむなむ は万能なお参りの呪文とは勉強になりました。 8位 デビクロ君の恋と魔法 中村航 安定の中村航クオリティ クリスマスのお話なのでその頃読むのがおすすめです。 映画化ありきで書いた小説らしいので、映画化の主人公の 嵐 相葉君は小説の主人公とぴったり いや、相葉君をイメージして書いたならそれはそうかと。 7位 芸人交換日記 イエローハーツの物語 鈴木おさむ 芸歴11年の同級生同士のコンビの交換日記のおはなし。 字数も少なくさくさく読めちゃうのであんまり本読まない人に読ませたい本かな 後半はちょっと泣けちゃいました、 これは映画のほうが泣けちゃうかもなぁ 夢をあきらめるのも才能 . 6位 空飛ぶ広報室 有川浩 事故でパイロットから自衛隊広報に配属された主人公 空井と TV局の報道から外され、自衛隊広報室の取材をするリカのお話 これもドラマ化してますね、見てないけど 自衛隊三部作書いてる有川さんに 自衛隊広報室の人がぜひ書いてみませんかとプレゼンしたことから始まった小説らしいです やるな、広報室!! また、暇な日につづく |
2~3年ぶりですが、去年読んだ本41冊の中から 面白い。おすすめ。な本のベスト10
毎年本屋さんが読んでもらいたい本を選ぶ 本屋さん大賞 ってものがあるんですが、 久しぶりに えんやさん大賞2013 でも書いておこうかと。 半分くらいは本屋さん大賞ノミネートされた本ですが。 10位 「さよなら、手をつなごう」 中村航 俺の大好きな作家さんですが、去年は三冊くらいだしたのかな? 今年には「百回泣くこと」と「デビクロ君の恋と魔法」が映画公開されるので、 もっと認知度が上がってくれそうかなぁ。 めずらしく、短編集。 中高校生におすすめですね、読みやすいし学生のお話なんで 9位 「ガソリン生活」 伊坂幸太郎 望月家の緑のデミオが主役のお話。 なんか久しぶりの初期~中期の伊坂作品のテイスト 元女優とパパラッチが起こした事故に巻き込まれる望月家 謎がひしめくミステリーにして、チャーミングな家族小説 自動車同士って排出ガスが届く範囲では会話しているらしいですよ!! 8位 「ごはんぐるり」 西加奈子 この人は好きな作家さんなんですが、これはエッセイです。 ご飯にまつわるエッセイですが、 テヘラン生まれ関西育ちの西さんが素敵です 「円卓」っていう好きな作品が今年映画化みたいです。 7位 「神去なぁなぁ夜話」 三浦しをん これも「神去なぁなぁ日常」の続編なんで、おすすめ度は低いですが、 神去村に就職に来た主人公の林業のお話です。 「なぁなぁ日常」も映画化ですって。 まほろシリーズもまた映画化だし、「舟を編む」も去年映画化だし、のってますしをんさん 6位 「世界から猫がきえたなら」 川村元気 初めて読んだ作家さんだったんですが、どうやら「モテキ」や「電車男」を手掛けた映画プロデューサーらしいです。 余命宣告された主人公のもとに現れた死神との契約 それは寿命1日分と交換に世界から何か1つを消してしまうというもの これが一番サクサク読める本でしたね。 ポップでユーモアもあるんでこれもあんまり本を読まない人や、中高生におすすめです つづく |
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